おたがいさま

今日はちびがいつもの近道でなく

珍しく通学路(遠回り)をうちの窓を見ながら

ずんずんと歩いていたんだそうな。

窓では旦那が洗濯物を取り入れていた。

勿論、アイコンタクトはあったようだ、

『あーゆーときはなんかあったんだよ』

案の定帰り着いたちびがせきを切ったように…

あのね、○○くんとxxくんがけんかしてぼくのふでばここわしたの!!

あちゃー。

そのときお前は何してたんだ?

ぼく、ほけんしつにいた。

…部外者であることに内心ほっとする。

○○くん、ほかの子やせんせーのふでばこもぐちゃぐちゃにしたんだよ!

…ますますほっとする。

でも連絡帳によれば、長年使ってきた自分の筆箱が壊れてしまい、相当ショックを受けたようだった、と書かれてあった。その子の親御さんに弁償して頂きますから、とも。

…え?

…いいよ、そんな、弁償だなんて

(うちがよくやりそうなことなのに)

あわてて旦那は学校へ電話。でももう相手方の親御さんは今から謝罪の電話をこちらに入れるから、もう筆箱を準備してあるというのだ。

程なく電話がかかってきた。お母さんは外国の方らしい。

弁償なんて結構ですから、と伝えてもうまく伝わらない。

とにかく申し訳ございませんでしたといって電話は終わった。

…。大変そうだった。

勿論そのけんかした子は日本語だ、母子間で言葉が通じなくてうまくいかないことも多いだろうに…(担任からそう聞いた)。

うちの子もよく物を壊す。他人事ではない。おたがいさまだ。

そういいたかったのだが。。。

実はあわてて、うちでも用意した新しい筆箱。

ちびに○○くんからもらった方の筆箱を使ってあげてね、といった(担任からも頼まれた)。

ちびは

うん、りょうほうともつかう!

と笑顔でいった。

形あるものは壊れる。でも大切にしろよ。

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