地デジの罠。4(終)

要は電波が弱いと、何もうつらないということだったのだ。40以上レベルがほしいと書いてあるが
画面に出る40とはまた違うようで、きちんと測ってもらわないといけないようだった。

じゃあそれ専用のUHFアンテナ・ベランダ用買うから。ブースター付ね、って言ったのに
電気屋は普通のアンテナ持ってきた orz
そうじゃない、ブースター付!!
お取り寄せなので1週間かかります・・・・・、いたしかたない。待ちます。

こうして結局3ヶ月以上たって、満足にうつるようになったのである。

結局壁から来ている共用アンテナは使ってない。
ベランダで自前の地デジのパラボラと、オートブースター付UHFアンテナで済ませている。
もうアナログは見ていない。
ただアナログ時代にとったDVDは、当たり前だがデジタルのHDD-DVDでは
途切れ途切れで見ることができない、というか見るに値しない。

電波の弱いところはまだまだ多い。
うちのアパートの他の住人も知らないことだ。
『そのとき』がきたらどうするのであろう?

電気屋がいうには、ケーブルで済ます場合もあるようですよ、とのこと。
どうしても電波が届かないところはケーブルを設置してるらしいのだ。
特にマンションで共有だからという方は多いだろう。

ただマニアックにいわせていただくと、これではきれいな画像は望めない。
いくら地デジで1125本の走査線が出ていても(ハイビジョンのこと)
525本の普通のTVではきれいには見れないし
ましてW録画はできない。
まあ、それでいい方もいるのだが。
共有されてる方だって努力すれば見ることはできる。

本当にアナログ放送は全廃する。年配者だろうが生活弱者であろうがお構いなしに。

そのときが来ても遅いのだ。
これから地デジを買うという方は、ぜひアンテナレベルを確認してほしい。
地デジTVをまず買うんじゃなくて、まず電気屋さんに来てもらって
自分のうちでつくということをアンテナレベルで確認すること。
そして必要なら自分でアンテナやブースターなどを手配して
それから買うべきである。
そうしないとうちみたいに地獄を見ることになる。

何も知らずに売る販売店。
実情を知る、文句を言われるだけの取り付けやさん。
動かない電波局。マニュアルどおりの対応のメーカー。

一番困るのは私たちユーザーなのだ。

これは東京の真ん中でも実際に起きている。
私たちは電波の方向を選べない。

2011年までまっても、TVは安くなることはない —– 電気屋の話だ。

電波の罠(穴)はいくつでも口をあけてまっている。

(終)

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4 Responses to 地デジの罠。4(終)

  1. がねし says:

    2011年を機にテレビをみるのやめるって選択肢取る人も増えそうだねぇ~

  2. ぺこ™ says:

    おお、それは究極の選択だねえ。
    そこまで考え付かなかったよって
    旦那が言ってた。^^

  3. hidezoo says:

    2011年までには光ケーブルが張り巡らされ、パソコン+TV
    があたりまえになり、TVを電波で受信する必要はなくなる

    ってことにはならないだろうな・・・

    ウチの坊主は、「ウチのTVじゃ見れなくなるぅ」って心配してます
    その頃には、いまのTV買い替えの時期になってるでしょう。
    それよか、リモコン壊すな!です。

  4. ぺこ™ says:

    ああ、確かにそっちの動きもありますね。
    パソコンTVかあ。安くなればねえ。
    ワンセグのUSB持ってるけど、電波なんだよねえ。

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